「今日は仕事が終わったらゲームをしよう。」
朝や昼休みにそう思っていたのに、家へ帰るとベッドに座ってスマホを眺めるだけ。
YouTubeやショート動画を見ていたら気がつけば1時間。
ゲームは起動しないまま寝る時間になってしまう。
こんな日が続いてしまうと、

- 「もうゲームに飽きたのかな…」
- 「社会人になるとゲームってできないんだ…」
- 「昔みたいにゲームを楽しめないのは年齢のせいなのかな?」
そんな不安を感じる人も多いでしょう。
ですが、安心してください。
実はその原因は「ゲームへの興味」ではなく、仕事で疲れた脳にある可能性が高いのです。
私自身も社会人になってから、仕事終わりにゲームを起動する気力がほとんど無くなりました。
朝出勤してから「今日は帰ったら流行りのゲームをやろう」「Steamで積みゲーを1本クリアしよう」と考えているのに、いざ帰宅するとベッドへ直行。
YouTubeを流しながらSNSを見ているうちに、「今からやったら日を跨いでしまうから寝ないと…」とそのまま寝てしまう日が何度もありました。
当時は「もう年齢も年齢だしゲームに飽きてしまったんだな…」と思っていましたが、実際は全く違いました。
休日になると、不思議なくらい何時間でもゲームできます。
つまり、ゲームが嫌いになったわけではありません。
平日の仕事で脳のエネルギーを使い切ってしまっていただけなのです。
この記事では、仕事終わりにゲームを起動する気力が無くなる5つ原因と、無理なくゲームを楽しめるようになる方法を解説します。
結論
結論から言うと、仕事終わりにゲームを起動できないのはゲームが嫌いになったからではありません。
原因は、仕事による疲労やストレスによって、仕事終わりにゲームをする余力が残っていないことにあります。
仕事では、
- メールを返す
- 上司やお客様と会話する
- トラブル対応をする
- 振られたタスクの優先順位を考えて進める
など、1日中「判断」を繰り返しています。
実はゲームも、思っている以上に頭を使う趣味です。
例えば、
- どのゲームを遊ぶか決める
- ゲームのキャラクターを育成する
- 装備を集める為に周回する
- ランクを上げる為にランクマッチをする
- ランクを上げる為に座学をする
など、小さな判断の積み重ねで成り立っています。
仕事で疲れた脳は、「今日はもう何も考えたくない…。」という状態に陥ります。
その結果、
- YouTubeやショート動画を見る
- SNSを見る
- ベッドで横になる
など、「考えなくてもできる行動を」優先してしまうのです。
私も以前は「ゲームを起動する気力が無いのはゲームに飽きてしまったからだ」と思っていました。
ですが、休日になるとなぜだかゲームをしたくなりますし、朝から夕方まで何時間でも遊べてしまうんです。
このことに気がついた時初めて、「ゲームが嫌いになったわけではなく、仕事の日は疲れ切ってしまっていたんだな」と理解しました。
それ以来、仕事終わりにゲームを起動する気力が無い時は「今日はそういう日なんだな」と割り切れるようになりました。
原因① 脳が仕事でエネルギー切れになっている
疲れているのは身体もありますが、まず脳であることを理解してください。
現代の仕事はデスクワークでも接客でも常に頭を使っている状況にあります。
例えば、
- メールの返信
- 会議
- 電話対応
- パソコンを利用した作業
- お客様との会話
1つ1つは小さな作業であっても、「どう対応するのが最適か?」を考え続けています。
仕事では一日中、判断や集中を求められます。そのため仕事終わりには、趣味に集中するための余力まで残っていないことがあります。
そのため、「ゲームを起動する」たったこれだけの行動でも面倒に感じてしまいます。
特に、
- ドラゴンクエストのようなRPG
- ApexなどのFPS
- FF14のようなMMO
- マインクラフトなどのシミュレーションゲーム
など、自由度が高かったり、その場面や瞬間で求められる判断の回数が多いゲーム程遊ぶ気力が湧きにくくなります。
私の場合は、仕事が忙しい日はSteamやRiot Clientを起動することすら面倒でした。
「なんとなくゲームをしたい気持ちはある。でも、疲れた身体を鼓舞してまでやる気はない。」というような感じでした。
今振り返ってみれば、ゲームをしたくなかったわけではなく、「これ以上その日に判断を重ねて脳を疲弊させたくない」だけだったと思います。
原因② ゲームを始めるまでが一番面倒
「ゲームが面白くない」のではありません。
ゲーム自体は面白いという事はこれを読んでくれている読者の方なら分かると思います。
多くの人は、「ゲームを始めるまで」が面倒になっています。
例えば、PCゲームなら、
- パソコンを起動する
- SteamやEpic Gamesなどのクライアントを立ち上げる
- アップデートがある場合は更新が終わるまで待機
- セーブデータが読み込まれてゲームが立ち上がる
ここまで来て、ようやくゲームが始まります。
さらに最近のゲームは、
- ログインボーナス
- デイリーミッション
- ウィークリーミッション
- バトルパス
- シーズンイベント
など毎日ログインしてやらないといけないことが沢山あります。
仕事を終えた後の脳からすると、「またタスクが始まるのか…。」
そんな感覚に陥ってしまいます。
だからYouTubeやショート動画、SNSは見られるのに、ゲームだけは起動できない。
現代の社会人なら、決して珍しいことではありません。
私も以前はPCを起動するのも億劫になっていたことがありました。
「今日こそ家に帰ったらゲームするぞ!」と気持ちだけはありました。
しかし、帰宅後ベッドで横になっているうちに段々と面倒になり、結局YouTubeやSNSを見て寝るという日を何度も繰り返していました。
今思えば、1番疲れていたのはゲームを遊ぶ時間ではなく、ゲームを始めるまでの段階の多さや時間でした。
だから最近は、その日に前もって予定を入れるようにしていて、「〇〇さんとゲームするから今日はゲームをする」と何かしらの強制力が働く形にしています。
そうすると、相手にも都合を合わせてもらっているので、体調不良等ない限りは仕事終わりでも遊べるようになりました。
それだけでも、以前よりゲームを始めるハードルはかなり下がりました。
原因③ 遊ぶゲームを選ぶだけで疲れている
ゲームを沢山プレイしている人ほど、意外とこの問題に陥ります。
例えば、ゲーム機(PS5/PC/switch)やSteamのライブラリを開くと、
- RPG
- FPS
- アクションゲーム
- シュミレーション
- インディーゲーム
- セールの時に購入した積みゲー
など沢山のジャンルがあります。
そこで、

「今日はどのゲームで遊ぼう?」
と考え始めます。
すると、

「この前買ったゲームもやりたい」
「でも今日はFPSの気分じゃない」
「久しぶりにRPGもやりたい」
と、やりたい事が沢山の選択肢が出てきます。
最終的には、「今日はやめておこうかな…」となってしまいます。
これはゲーム自体に問題があるのではなく、ゲームの種類が多く、選択肢が多すぎる事で、ゲームを始める前に疲れてしまっているのです。
私は普段Steamでゲームをプレイすることが多いのですが、Steamはセールの頻度が多かったりウィークリーで無料になっていたりする事があります。
今進めているゲームもあるのにも関わらずセールだとつい購入してしまいがちだったりしました。
そうすると、どんどん未プレイのゲームが積まれていって、「折角買ったのにできてない…」となっていました。
そんなことを考えているうちにゲームから足が遠のいてしまっている時期がありました。
それに気がついてからはゲームを買う前に買ったとして「時間はあるか?」や「衝動買いではないか?」などを購入するようになりました。
原因④ ゲームが「趣味」ではなく「義務」になっている
学生時代は特にですが、「ゲームをしたい!!」と思ったらゲームを起動してその日ずっとプレイしていたりしました。
最近のゲームには昔のゲームにはない仕組みがあります。
例えば、
- デイリーミッション
- ログインボーナス
- バトルパス
- 期間限定イベント
- ランクポイント
などがあります。
これらはゲームを継続するモチベーションにもなります。
一方で、疲れている時には負担にもなります。
「今日は疲れているけれど、デイリーだけはやらないと…」という状況に陥ったことはありませんか?
この瞬間に、ゲームは娯楽からタスク、要するに義務になってしまいます。
仕事終わりに、「もう1つ仕事をしよう」と思う人は少ないと思います。
それと同じです。
私自身、原神やスターレイルなどの世間で言うソーシャルゲームで遊んでいる事がありました。
プレイしている期間中は「デイリーをやらないとガチャが引けなくなる…」という気持ちとこの手のゲームには月パスなるものがあり、ログインしないとガチャを引くためのアイテムが貰えなかったりとログインが義務化されている時期がありました。
ゲームの世界観やストーリーやキャラクターが好きで始めていたのにいつの間にか強いキャラクターを引くことが義務になったり探索することが義務になっていました。
義務になってからはプレイするのが辛くなったので、アンインストールしたり、そもそもやりたくなった時にだけしかプレイしなくなりました。
原因⑤ 仕事以外に使えるエネルギーが残っていない
最後に5つ目の原因は今までの中で最も単純です。
1日を終えた時点で、本当に疲れ切っている。
これだけです。
仕事だけでなく、
- 通勤
- 通学
- 家事
- 買い物
- 人付き合い
- 食事
- 入浴
- 睡眠不足
などもエネルギーを消費します。
例えば、朝7時に起きて、満員電車で通勤。
その後、8時間仕事をして、また電車で帰宅。
帰宅するのが20時。
そこから食事やお風呂を済ませれば、自由に使える時間はほんの少しです。
この状態で、「毎日2時間ゲームをしよう」と考えるのは、かなり厳しいでしょう。
ここで大切なのは、ゲームができない自分を責めないことです。
「時間はあるのにゲームができない」と思っていても、実際に自由に使える時間と自由に使えるエネルギーは別物です。
時間が2時間あったとしても、疲労で限界になっているのならその2時間をゲームに使えるとは限らないからです。
私も平日の朝に「今日帰ったら2~3時間くらい自由時間が作れるから、ゲームできそうだな」と考えている日がありました。
でも実際には、その時間を丸ごとゲームに使えるわけではありませんでした。
帰宅後、食事を作ってご飯を食べ、食器を片付けたり、洗濯をしたり、入浴をする。
それだけでも時間はどんどん少なくなっていきますし、疲れてきます。
そうするとゲームをする余力など無く、そのまま寝る生活が続いていました。
そこで「平日の自由な時間がある=ゲームをする余力があるわけではない」と考えるようになりました。
この考え方に変えてから、自分は休日を中心にゲームをするようにして、平日は他の作業や明日に向けて早めに眠ったり体調管理に時間を使う事が増えました。
まとめ
仕事終わりにゲームを起動する気力がないのは、ゲームに飽きたからとは限りません。
仕事によって脳や身体のエネルギーを使い切ってしまい、ゲームを始める余力が残っていない可能性があります。
今回紹介したように、
- 脳が仕事でエネルギー切れになっている
- ゲームを始めるまでが一番面倒
- 遊ぶゲームを選ぶだけで疲れている
- ゲームが「趣味」ではなく「義務」になっている
- 仕事以外に使えるエネルギーが残っていない
など、様々な原因があります。
「時間はあるのにゲームができない」というときは、時間ではなく、ゲームをするための余力が残っていない可能性があります。
まずは「なぜ自分はゲームをする気になれないのか?」を考えてみてください。
ゲームをすることよりも、まず自分の疲れを取ること。
それが結果的に、もう一度ゲームを楽しむことにつながるかもしれません。
